2008年5月29日木曜日

移動記録 38<hydrapak>



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bike+run。ちょっと長い距離だったけど体力作りも兼ねてトライしてみたらなんとかできた。
給水について。
Bikeの場合はフレームにボトルが付けられるのでともかく、Runで給水できないのは辛い。ボトル持ってなんて走れない。 コース上にコンビニも自販機もない。そんなときはハイドレーションに助けられる。この給水パックは口が大きく開くので氷なんかも入れやすい。さらに完全に裏返せるので洗浄・乾燥が簡単で衛生的。実はココ、パック選びのポイント。乾かないと汚い、かたつけられない。結構困る。


Hydrapak(ハイドラパック) クーラー ブラック P314N
Hydrapak(ハイドラパック)
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2008年5月27日火曜日

大切な寝床マット

手前から軽い順(言い換えると、寝心地悪い順)に並べました。

最前面、インサルマットのイーバーマイクロ。
ぺらぺらですがトルソー部分の保温力はなかなかのもの。
寝心地うんぬんと言うよりは…。軽い。
実は休憩のときもパンクの心配せずにZレスト同様がんがん使えて便利。
あと二人で仲良く並んで腰掛けられる長さがある。
真ん中はサーマレストプロライト3ショート丈。
これはいい。よく使う。枕は満タンのプラティパスと着替え、足元はザック。
たかがマットというな、これはお気に入りの道具のひとつ。結構な値段だったし故障したら悲しいな。パンクはもちろんですが、バルブとか圧着部とかの耐久性が気になります。いまのところ大丈夫のようだけどどのくらいもつのだろう。
あとは自動膨張とはいえ使うたび少々息を吹き込むので内部の湿気やカビはどうなってんでしょう?もしかして防カビ加工してあるとか?
プロライト3(スモール)30468
カスケードデザイン

で、最背面のは最強。同上のプロライト4ウーマン。カタログを見るともっとブアツイのもあるようだけど担いで行こうという気になるのはここまでかな。菱形の肉抜きもほどほど。3と比べ、たった13mm厚いだけでココまで違うのか。ふわふわ快適です。

2008年5月26日月曜日

ハイドロ

ここ数年手放せない装備といえばこのハイドレーションとか呼ばれているこのモノたち。

でもいつもどこか満足したことがない気がする。まだまだどれも改良の余地があるとおもう。

右上がプラティパス。一番最初に採用しました。「たためる水筒出身」だけあって安かったし。シンプルなので故障がない。軽くて丈夫、本体からは漏れない(当たり前といえば当たり前)。ただの水筒としての使い方もできるのでなんと寒いときの湯たんぽとして、さらに満水にしてウォーター枕としても活躍します。出発前にはそのままフリーザーで凍らせとくとカチカチになって保冷材として缶ビールを冷やしといてくれるし、山行中に程よく溶けてきて常に冷たくてオイチイ水が飲める。ただし吸い口はこれNG。何かに挟まってるのに気づかないと中の水、全部でちゃいます。これでいくつの寝床や車の中を水浸しにしたことか。。この点は今、改良された吸い口も発売されているようなのでそちらがよいらしい。

左上はナルゲン。「ハイドロ前提出身」給水口が大きいので補給しやすい。これは角氷やアミノ酸系粉末を入れるのもラク。ただしこの給水口には問題あり。ちょいと密閉性に?ナルゲンボトルは漏れないのに何でコレは・・・。あとホースが硬い。変なクセがついちゃってて取り回しが辛いときがあります。マウスピース部の固定に磁石を用いてるのもいいアイデアなんだけど、この硬いホースとの相性が悪くてねじれちゃったり、明後日の方向向いちゃったりして気持ち悪い。

さて写真下のハイドラパック。そのなかでもあまり見かけないタイプなんですがさかいやのセールで買いました。これはMTBとかトレラン用に活躍。ウェストバッグのように腰につけるタイプ。保持力といいますかちゃぷちゃぷ揺れたりぶらぶらしないので好都合。といっても容量1リットルなのでそれもコンビニとかが走行コースにないような状況限定ですね。あと実はオスプレーのデイライトっていうちびザックにむりくり合体させられて強力な兼ウエストベルトにもなっていい感じ。なのでこのコンビで日帰りハイキングや涸沢滞在時のアタックザックとして使ってます。しかしながらハイドロパックのシリーズのなかでもこのタイプだけ裏返せなくて乾かすのはちょっと大変です。

goodなハイドロの条件。
①丈夫で漏れなくてボイル&冷凍ができる。②給水・洗浄・乾燥が簡単。③マウスピースは操作が簡単なロック付きで胸などへの固定はベルクロ。④ホースがある程度柔らかい。⑤容量は2~3リットル程度。かな?

2008年5月22日木曜日

モンベル U.L.ドームシェルター

このプロダクトにフォーカスした内容で、もうすこしレポートしてみようと思います。
といってもシロウト視点ですので少しでもお役に立てれば嬉しいです。
山でも『使い心地どう?』とよく訊かれます。
気になりますよね、この思い切った仕様は。

2007-10月アタマ、涸沢での使用です。


ごらんのとおりシングルウォールで、ぎりぎりスケない程度の極薄素材。通気性はありません。しかしこれがこのコンパクトさと合計780gという軽さを実現しています。定員はカタログ上1~2名と表示されていますが、前室ナシ、結露アリという前提での2名使用はほぼムリ。身長167cmの私サイズの1名使いであるなら十分な広さだと思います(ごろんと横になるとシュラフカバーのつま先が壁に少し当たりますけど)。

通気性のない素材、と書きましたが入り口を完全に閉じてもベンチレーターまで完全に閉じることはできません。これは結露対策もあるでしょうがむしろ優先すべきは安全上のこと(酸欠)ですね、きっと。入り口の庇下部周辺と頭頂部にバグネットがあり風が通るようになっています。この涸沢で使ったときは朝方は3℃程度まで冷え込んだのですが風の通りがよかったのか結露はあまり気になりませんでした。(写真を見るとポールと接している部分が結露の水滴ために少々スケて見えていますが、こんな感じの結露はしますね。)じつは先日五月の連休にも徳沢で幕営したときにも使ったのですがこのときも同じ位まで冷えましてこのときの結露は少々気になり給水タオルで拭き拭きしました。ということはベンチレーターの通風性は良好なので上手く使えば(幕体そのものの設置する向きを考える)OKということだと解釈しました。また出入り口の上半分のみ全開にできるバグネットはもちろんできるだけ開けておいたほうが有効です。なお、この翌日は運悪く(良く?)強風&雨も経験できました。ベンチレーターは構造上雨が入ってこないように設計されているようですがこの日の強い横なぐりの雨はそう甘くありませんでした。風通しを優先にした設置方向が反対に作用してしまったのですね。ベンチレーターのメッシュ部とあとポール受け部からでしょうか浸水が見られました。もちろんその後、ポール受け部をはじめとして細部のシーム処理を行いましたがベンチレータ部はどうしようもありません、これはしょうがないですね。

あと設営時の手間などインナーポールであることは慣れてしまえば問題なく、むしろ悪天時は被ったまま設置作業できてイイ。またそんな天気のときは前室がないということも気になりますので今、細引きと少々の布を用いたミニ庇でも自作して泥んこの靴とか湯沸し用のストーブくらい置けるスペースを確保しようと思っています。

撤収時は後ろからくるくる丸めれば通気性のない素材でも出入り口から最後に上手く空気が抜けてくれます。収納に関しては言うことなく、本体はコンパクトですし、ポール袋にはペグ8本、細引き4本x2mさらにグランドシートとして使っているタイベック紙までぴっちり入ってくれます。
さて、細かいことですが気になるのは緊急時。シェルターとして利用したいんだけど床が抜けないのでアイゼンつけたままとかでは使えない(トリセツによると冬季の使用は推奨していない)。まあコンパクト性を優先した結果でしょう。

そんな道具ですがわたしは結構気に入ってます。それもツェルトというよりメインのテントとして、です。反対に、かさばるし重いしペグダウンしないといけないけどとにかく楽しいというリトルヌーキーと用途に応じ使い分け、この二つはこれからもかなり出動することになると思います。